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2006/02/25始動
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名前ぐらいはしってるやついるだろ?


薬ってのは特許が取れる。
その特許の有効期間(20年ぐらいだったかな?)は、その会社が独占的にその薬を販売できるってやつ。

で、特許の期間が過ぎた後はどこの会社がつくってもおーけーになる。
で、できるのが「ジェネリック医薬品」だ。

何が利点かって、何より安いこと。
安さの秘密は、薬を作る過程での「試験」が大幅に省けるから。
この試験がかねかかるんだよな……

実際、薬を一つ開発するのにかかる費用は100億~200億ぐらいらしい。
それが、ジェネリックになると数千万レベルでおk。
桁が違うわけだ。だったら安くできて当然だろ?


さて。
よくテレビで宣伝されてる内容としては
「先発品(もともとのメーカーが出しているもののこと)と全く同じ成分で効果も同じでしかし安い!」

なんかいいことばっかりじゃね?
と思ったそこのあなた。勘違いしてます。

そもそも、医療費は3割負担の人が大部分。

例えば100円の薬がジェネリックで80円になったとします。
その3割負担なので、実際支払う額は、前者が「30円」、後者が「20円」です(10円以下は計算方法で切り捨てられる)

……どう?確かに安いけどかわらんくね?


まぁあれだ。

面倒なので、いいところと悪いところを書き出してみよう。
なるべく分かりやすく、正確に書いてみる努力はしてみる。わからんかったらどんまい。


利点
・自己負担額が安くなる「ことがある」
 *幅は様々。半額近くになることもあれば、変わらない(むしろ高くなる)こともある
・もとの薬を改良してあるものがある
 *元の半分の量でおkなものとか、使いやすい形にしてあるとか。

以上。実質この2つだけです。
さて、不利益ですが。
これ、患者と医療関係者で大きく違うと思いますので、2つに分けます。

不利益(患者)
・体調が悪くなることがある
 *「成分一緒なのに!?」って思うかもわかりませんが、一緒なのは「有効成分」だけであり、その他の添加物は異なることが多い。アレルギー体質持ってる人にはお勧めできない。
・面倒
 *これから基本的には「ジェネリックに変えてよし!」になります。となると、薬局に行くたびに「後発品どーします」的なことを聞かれます。初回だけならいいですが、毎回毎回聞かれるのは果たしてどうでしょうか。
いく薬局ごとに薬が変わり、安定しない
 *後で書きますが、全てのジェネリックを準備しておけるほど薬局には余裕がありません。よって、その薬局で採用があるジェネリックとそうでないものがあります。

例:先発名「メチコバール」(正式にはこれもジェネリック。ただし高い)

A薬局では「メコバラミン「トーワ」」
B薬局では「メチクール」
C薬局では「メコバマイド」

こんな感じ。
いくら成分いっしょだからって、不安になりませんかね?
ま、親切な薬局なら「以前使っていたジェネリック」をとってくれるところも無くもないですが……


不利益(薬局)
・在庫が増える
これ、マジ深刻なんです。同じ薬なのに何種も在庫おかなきゃならんくなることがあるんですね。
断ったら患者は嫌な顔するでしょうし……
・薬の安定供給に不安
・薬の安定性が確立しているモノを選ばなければならない
・説明が激しく面倒

こんな感じ。途中でめんどくさくなったので説明省いた。


まぁ、そんなこんなで、ジェネリックってめんどいんですよ


4月からさらにめんどくなるよてい。国も好き勝手いってくれますね。こっちの負担も考えてもらいたい。


だるいな。
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1984/07/19
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自己紹介:
つれづれ日記第一回参照。
久々にこの部分いじったわ。
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