矛盾を認めて生きてゆく

ごしです。本日は午後からいろいろ忙しいので今のうちにブログでも書いておきますかねぇ……


さて、某氏のブログから「自分は他人を下に見ることがある」など書いてありました。
自分が頑張っているのに親にろくに相手にされず、それより出来ていない妹の方がほめられたり慰められていたりするのが我慢ならないと。

そうやってるうちにいつの間にか他人を見下すようになったと。
そう考えることで、自分は嫌な奴だと自己嫌悪に陥ると。


いやぁ、わしも全く同様のこと思ったことありますね。

自分より劣っている人間を見下す。
……いや『劣っている』と見る時点で見下してますね。
とにもかくにも、自分が正義、自分が一番、他はダメ、と考える時があります。

そして、自分は嫌な奴だと思うわけです。

そう思うときがよくありました。
考えてみるとわしの場合、某氏とは理由は違いましたが。

わしの場合は、大抵のことをそつなくこなす兄貴がいました。
すぐにコツをつかむというかなんというか、何をやらせてもすらすらできるんですね。

わしの場合は、真逆でした。
何をやらせても始めに躓く。要領が悪い。

出来る兄貴がいたせいで、いっつも比較されてましたね。

そして、下にいるのが嫌になった。
だから、わしは他人を見下して、自分が上にいるように思わせるわけですね。
下にいるのが嫌だから。怖いから。

……

優越感、という居場所が居心地良かったというよりは、虐げられた存在であることを恐れたわけです。


さて。

わしは「他人は他人、自分は自分」という意見も、上記過程（兄貴との比較）から得ました。
そう考えることで、自分を成り立たせようとしたわけです。

だからわしは結構本気で、他人がどうだろうと自分に関係なければいいや、と考えるこがあります。
別にどうなろうとしったこっちゃない。勝手にしてくれ。わしには関係ない、と。


……実に矛盾した意見だと思いませんか？

先ほどまで、虐げられているのが嫌な存在、すなわち周りと自分の比較を気にしまくる様相を見せていたのに、そうした反面で、他人はどうでもいいと思っている。

どちらが嘘か、どちらがホントか。

答えは『どっちもホント』ということになります。
同じわしから出た意見です。
矛盾を内包していようが、どっちもわしの思いです。


ここ最近、矛盾を抱えている自分を、まとめて肯定しようという考えに行きつつあります。ちょっと前までは、そんなのが嫌だったのですが……矛盾も大事な自分である、と思えてきたからです。

嫌なところをひっくるめて認めてやって、それでも自分で変えたいと望むから変える。
そうすることで、より前に進みやすくなるんじゃないかと。

なんとなくそんなことを考えました。


久しぶりにこれ系書いたなぁ……