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2006/02/25始動
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うい、わしです。お久しぶり。

来週より、いよいよ服薬指導=患者さんの前に出て薬出す仕事が始まります。

ついにというか、これ以外の仕事はもうやってますので、最後の試練?ですね。
いやー今から緊張緊張……

実は、同期の薬剤師が5人いるんですが、そのうち半数はすでに服薬指導してるとか。
まぁ実際話すこともあまりない人を対象に、しかも選んでもらってるらしいのでマダマダ一人前とは言えないらしいのですが……それでも全くしてないわしよりかは進んでますね。

……こえぇ。

言うのもなんですが、いまんとこ薬の知識はほとんど無いに等しいわしです。
これは何の薬か、とか言われて添付文書みてはじめてわかるものですから。

……しかも、それを患者に対してわかりやすく説明しようとするとなると……難しいモノです。
患者ってのは、病んでる存在ですから色々過敏に反応する気があります。

副作用、と聞いて食いついてくるのがその証拠ですね。
実際副作用に関しては、勘違いしている人が多いのが現状です。

副作用=悪い作用、だと思ってる人多くないですか?

副作用というのは、あくまで薬の主作用に対する副作用でありますので、効果の延長上だったりする事がほとんどなのです。
わかりやすいので言えば、便秘に対する薬、下剤など。
飲めばそりゃ下痢しますよ。

そんな感じで、はっきり言って薬剤師側からすれば「起きて当たり前」な事項に対し、過剰に反応されると非常に難しいというかなんというか……

良く聞く話としては、副作用関連の事を言うと「それは一体どれぐらいの確率で起こるのですか、具体的に何%なんですか、そんなの怖くて使えません」ってのがあります。

……まー上手いこと言わないと患者納得しないんであれなんですが……

ぶっちゃけ、じゃああなた交通事故に起こる可能性を正確に言えるんですか、ってことで全て片付きます。


薬の副作用なんぞ、その人々で起こるかどうか、その程度も含めて違うわけですから、はっきりとは答えられるハズがありません。統計学的に何%以下とかは、モノによっては答えられるわけですが。
また、怖いから薬のみたくねーっていうのは、交通事故が恐ろしいから車のらないって言ってる様なモンです。

大事なのは、重大な副作用の兆候を知り、できるだけ早期にそれを発見できるかどうか。
もしくは、正しい知識としてどのような副作用が起こりうるかを知り、それの程度が何処まで許容できるかどうか。

これに尽きます。起こらなければそれでいいじゃないっすか。
飲む前からあーだらこーだらごねてどうするといいたい。

自分の体が大事なのはわかります。
しかし自分が大事な余り、その他に全く目がいかなくなるのだけはやめて欲しいものです。
医者とか薬剤師とか、看護師とかそういった医療関係の方々は、(おそらくほぼ全ての人が)誠意を持って対応してるんですよ。
勿論、そちら側に落ち度がある時は別として。



とまぁ、ペーペーの分際で偉そうに語ってみました今日この頃。
しかし、医療現場というのは間違いなく、自分勝手な人が多くなる場なんですよ。性質上避けようがないんですが……。

ま、おそらくわしが人間関係の問題起こすとすれば、間違いなく患者相手が最初だろうな、と思った今日この頃でした。

いじょ。ではまた。
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1984/07/19
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自己紹介:
つれづれ日記第一回参照。
久々にこの部分いじったわ。
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