ぼちぼちでんなぁ。

あいやー！　ごしあるよ！

今日は薬剤師国家試験の申し込みをする日です。
個別にやると忘れるからか、みんな一斉にやることになります。

必要なのは、半年以内に撮影した写真と、収入印紙6800円分だそうで。

写真はスピード写真ダメーと書いてあります。んなもんで一応写真屋行って取ってきたんですが……ぶっちゃけスピード写真と区別つくのか疑問です。

ま、一応やっておけば文句は言われないでしょう……たぶん。


ところで、実は国家試験というのは卒業に必須じゃないんですね。

薬学部出たからといって、薬剤師の資格を取る必要はないということになります。
ま、実際はほとんど９９％の人が受験すると思いますが……せっかく国家資格とれるチャンスだし。

でも、薬学部卒でも薬剤師資格いらない職に就く人が多々います。
企業で開発したり、MRという薬を病院などに供給する仕事に就いたりと、いくらでも道はあるんですね。

しかしまぁ、この薬剤師資格って薬剤師にならない人にとってもおいしいモノなんです。

理由はバイト。薬剤師のバイトの時給は、2000円以上がほとんど、3000円とかも普通に有ります。
ｳﾏｰなので、大学院に進学する人にとっては、短い時間でたっぷり稼げるわけです。

また、資格に期限はないので（更新手続きは必要ですが）、もっていれば例えば失職したときのつなぎとしても、十分過ぎるぐらい稼げるわけですね。

何でこんなに高いのかといいますと……ひとえにこの資格が無いと薬が売れないからなんです。

現在、あちこちでドラッグストアが建っていると思います。
また、医薬分業の名の下にどんどん調剤薬局が設立されています。

これらでは、最低一人以上の薬剤師が居ないと薬を販売することが出来ず（医薬部外品など、例外もありますが）、店を閉めなくてはなりません。

で、前述の通り薬局が乱立しているため、現在薬剤師は不足しており、引き手数多となっているから給料が高い……って事なんです。


何ともはや、おいしい職業である薬剤師です。
しかしながら、いつまでもこの状態か、といわれると疑問が生じます。

まず、全国的に薬学部が増加しています。特に私立。
加えて、医薬分業もある程度進めば頭打ちになります。せいぜい7割が限度だったかな……？

個人的な予想としては、10年以内に薬剤師が余ると考えています。


ま、わしとしては薬剤師が余って就職難になる前に一応就職できる（国家試験受かるという前提ですが）わけで、一安心……となるのでしょうか？

しかし、10年後ぐらいに首になったらそれはそれで大変そう……ってのも有ります。

何にせよ、自分のスキルを磨き続けなければならないというわけです。

薬剤師だけでなく、医者など医療関係者は「生涯教育」という事が義務づけられて（だったかな？）います。まぁ義務じゃなくても必要です。

世の中、常に新しい薬や治療法が出ています。
それらを無視して進むことは出来ません。

故に病院、薬局では定期的に勉強会というモノが開かれているそうです。
わしも来年からそうなるのかなぁ……と思うとちとつらいですね。

が、自分のミスで患者を殺すよりはそれこそずっとマシだと思います。


来年からの事を考えると……不安が8割、期待が2割ってところでしょうか。
しかしまぁ、何事もやってみなければわかりませんよね。

つーわけで、来年ちゃんと就職できるよう、国家試験、その前に卒論をクリアしようと頑張ります……。


…………あぁ…………頼むから受かってくれよ…………